銀行のカードローンと言えば安い金利が一番に思いつきます。
次に高い限度額を有するのも銀行カードローンの特徴といえます。
カードローンとは、金融会社がカードを発行し、そのカードを使ってATMからキャッシングができる金融商品のことを言います。カードローン事業を行っている会社は大きく分けて、銀行、信販会社、消費者金融の3つになります。

銀行カードローンの特徴は金利が低いことで、最低金利が5%を切るものもあります。また、借入限度額が大きく、500万円というところが多くなっています。さらに、全国的に利用できるATMが多いこと、それと、悪質な業者がいない、違法な取り立てはしない、という点で信頼感が非常に高いということも銀行カードローンの特徴として挙げられます。

銀行カードローンのネックは他の業態のカードローンに比べて審査の基準が高めなため、契約できない人が少なくありません。また、審査に時間がかかるので、すぐにお金の必要な人には不向きと言えます。

なお、貸金業法の総量規制によって、信販会社や消費者金融からの借入は年収の3分の1までしかできませんが、銀行カードローンは対象外となっているため、総量規制の金額枠には含まれません。

ところで、銀行からの借り入れと言うと、その銀行に預金口座があることが条件になりますが、銀行カードローンの場合は預金口座が無くても利用できるところがあります。